TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

233号 証券アナリスト2次試験シリーズ オルタナティブ投資4

証券アナリスト2次試験シリーズ オルタナティブ投資4

(ABS投資)

(経済法令出版社の過去問より)

 

 

ABS証券(資産担保証券)

優先・劣後構造を採用した証券である。

 

資産を切り離すことによって、

①資金調達コストを削減することができる。

さらに、②証券化により資金を回収できるため、

資金回転率が改善し新たな貸付が可能となり、

また③資産保有に伴うリスクを投資家に転嫁でき、

④証券化により資産をバランスシートから外す

オフバランス化効果がある。

 

オリジネーターの倒産隔離

(バンクラシー・リモートネス)を確保するために、

SPCを設立し、SPCへの債権の譲渡が

法的に担保取引ではなく、

売買取引と認められるような申請売買として、

 

オリジネーターが倒産したときには

破産管財人などに対して、

SPCが新の債権者であることを主張できるように

第三者対抗要件を具備する必要がある。

 

また、SPCを倒産させないために、SPCの業務が

ABS発行関連業務のみに限定するなどの措置、

およびSPCをチャリタブル・トラスト等により

自らの倒産手続きを行うことを

制限する方策が必要である。

 

チャリタブル・トラストとは、

オリジネーターが国内法人で、

当該SPCも国内法人の場合、

中間に海外にSPCを設立して、

海外のSPCが発行する普通株式を

海外の慈善団体に信託することにより、

国内のSPCの経営が

海外の慈善団体の影響だけを受けることにより、

オリジネーターの影響を隔離することをいう。

 

また、オリジネーターが

ABSの元利金の支払いを自社で保証した場合

オリジネーターの債券格付けが、

優先債の格付けよりも低いと思われるため、

 

保証機関からの保証を得られない証拠とみなされ、

マイナス要因である。

 

また、オリジネーターが

ABSのサービサー(債権回収受託者)

役割を果たした場合、

債権回収能力が低下するリスク(コミング・リスク)

を回避するために、

信頼できるバックアップ・サービサーを

設置するほか、その他の信用補完措置(留保金保有等)

によってリスクの低減を図る必要がある。

 

コミング・リスクとは、

原債権者の経営難等を原因として、

債務者から回収した資金が原債権者の他の資産と

混在(コミングル)してしまい、

資金の流れが確保できないリスクをいう。 

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