TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

第248号 証券アナリスト2次試験シリーズ 投資政策とアセットアロケーション7

証券アナリスト2次試験シリーズ 

投資政策とアセットアロケーション7

(年金ポートフォリオ)

(経済法令出版社の過去問より)

 

 

金利の変化に対する資産・負債の額への影響は、

修正デュレーションが大きい方が大きくなる。

 

そのため、サープラスがプラスであったとしても、

負債の修正デュレーションが

資産の修正デュレーションよりも大きい場合は、

金利が低下すればサープラスが減少することとなる。

 

そうすると、サープラスの変化率は、

資産・負債の金額にそれぞれ

修正デュレーションを乗じた金額

(金額デュレーション)の差額に

金利の変化率を乗じた金額となるから、

 

この金額が、当初のサープラスの金額と一致する

金利の低下率となるため、

 

当該金利の変化率以上の金利の低下が生じた場合に

サープラスが減少することとなる。

 

また、そうすると、

年金債務の金額デュレーションと一致させるように、

資産の構成(アセット・アロケーション)を変えずに、

債券運用の中身を変えることにより

例えば、中期債から長期債への移行

 

デュレーションを調節して、

年金債務に対するサープラスの比率の変動を

最小にすることができる。

 

 

また、株式を全部売却して、

全資産を債券に投資するとした場合にも、

 

債券の金額デュレーションと

年金債務の金額デュレーションを

 

一致させる債券のデュレーションを

算出することができる。

 

 

現在のサープラスとサープラスの期待値の差を

サープラスの標準偏差で割ったものを

 

下回る確率(面積)が、

サープラスがマイナスになる確率に等しくなる。

この確率を標準正規分布表に当てはめて算出する。

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