TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

294号 証券アナリスト2次試験シリーズ 金融理論3

証券アナリスト2次試験シリーズ 

金融理論3

(金融市場とマネーサプライ統計)

(経済法令出版社の過去問より)

 

 

M1が減少し、M3が増加する現象は、

金利が上昇傾向にあったことから、

長期預金へ資金がシフトしたと考えられる。

 

 

しかしながら、基本的には低金利であると

考えられる場合、

金融に対する不安から一部は現金にシフトする。

 

 

さらに、広義流動性では、

唯一の無リスク資産である国債の増加が考えられる。

 

 

そうすると、上記のように預金外の項目に

資金が流れると、

金融機関の信用創造機能が阻害され

貨幣乗数は低下すると考えられる。

 

 

なお、貨幣乗数が低下するにつれて

マーシャルのkは上昇する。

 

マーシャルのk=マネーサプライ/GDPであるから。

 

そうすると、物価については、

国債への資金シフトによる国債残高の増大は、

財政規律の低下をイメージさせることとなり、

 

また、マネーサプライは拡大を続けていることから、

貨幣数量説に基づく理論的帰結により、

円の価値の下落と物価の上昇をもたらすと考えられる。 

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