TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

296号 証券アナリスト2次試験シリーズ 国際経済1

証券アナリスト2次試験シリーズ 

国際経済1

(国際収支と経済の発展段階)

(経済法令出版社の過去問より)

 

 

国際収支は、未成熟債務国から成熟債務国、

債務返済国、未成熟債権国、成熟債権国、

債権取崩国と移行する。

 

わが国の経常収支は黒字で、

資金の動きは資本収支の赤字となり、

 

その結果、対外債権を取得する。

 

そして、累積された対外債権の果実として

所得収支の黒字幅を拡大させる。

 

今後経常収支が減少していくことは、

純輸出の減少を意味し、

現在の経済規模を維持するためには、

政府支出を拡大するか、

民間需要を拡大させる必要がある。

 

 

さらに、今後経常収支が減少していく場合、

累積経常収支黒字が減少すると、円安となる。

 

また、累積経常収支の減少は対外純資産を減少させる。

その結果、リスクプレミアムが低下する。

 

 

わが国のメーカーの海外への移転に伴い、

純輸出がしだいに減少していく。

 

 

さらに、経常収支の黒字の減少から赤字となるに及び、

国内資金が不足するため、

資本収支が黒字化することとなる。

 

そして、外資を国内に呼び込むために

会計制度の国際化やさまざまな国内投資基盤の整備が

不可欠となる。

 

 

経常収支の黒字は、マクロの資金循環上

海外部門の資金不足を意味し、

 

経常収支の赤字は、国内部門の資金不足を意味する。

 

資本収支の動向によって、国内の金利は上昇し、

株価は下落することとなる。

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