TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

第382号 証券アナリスト2次試験シリーズ コーポレート・ファイナンス10

(資本構成と企業価値)

(経済法令出版社の過去問より)

 

A社は100%株主資本、B社は社債を発行している。ここでは、税金が存在しないとする。

両社は同一資産で同一営業利益である。利益は全額配当される。

資本構成は企業総価値に影響を与えないとすると、B社の時価総額は、企業総価値から負債価値を控除した金額になるはずである。

しかしながら、B社の企業総価値がA社より下回っている場合は、A社株を空売りし、B社の株及び社債を購入することにより裁定取引を行うことができる。

 

次に、税金が存在する世界では、負債利子に対して法人税が減額されるので、負債利子に対する実効税率分だけキャッシュフローが多くなる。

つまり、節税効果負債利子率で割り引いた現在価値分だけ企業価値総額が増加することとなる。

そうすると、企業価値総額から負債価値を控除した金額、つまり、株主資本価値を株主資本利益で割ると、株主資本コストを求めることができる。

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