TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

第383号 証券アナリスト2次試験シリーズ コーポレート・ファイナンス11

(キャッシュフロー計算書とDCF法による企業価値算定)

(経済法令出版社の過去問より)

 

 

連結キャシュフロー計算書に関する設問

売上債権の増加=営業キャシュフローの減少

売上債権の減少=営業キャシュフローの増加

棚卸資産の増加=営業キャシュフローの減少

棚卸資産の減少=営業キャシュフローの増加

仕入債務の増加=営業キャシュフローの増加

仕入債務の減少=営業キャシュフローの減少

 

 

DCF法による企業価値計算に関する設問

企業価値は、将来のキャッシュフローを

加重平均資本コストで割り引いて計算する。

 

加重平均資本コスト=(負債価値×負債利子率×(1-実効税率)+株主資本価値×株主資本コスト)/(負債価値+株主資本価値)

 

株主資本コスト=無リスクレート+β×(市場期待収益率-無リスクレート)

 

フリーキャッシュフロー=営業利益×(1-実行税率)+減価償却費-運転資本増加額-設備投資額

 

将来のキャッシュフロー=フリーキャッシュフロー×成長率

 

税引き後負債利子率=支払利息×(1-実効税率)/期首・期末有利子負債の平均

 

株主価値=企業価値-有利子負債価値 

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