国税調査は事実の収集と事実の分析(解釈)である。解釈のない事実の収集は無意味。解釈が事実に生命を与える。
しかし、収集は収集できる能力があることが前提となる。収集をやってきた人間だけが本当の解釈ができる。でないと空理空論に陥る。
そこで、事実の解釈とはなにか。事実を縦横斜めから眺め加工し、結論を出す。そこには解釈をした人間の主張が入る。いろいろな解釈ができる。
つまり、真実は1つではない。真実はつくるもの。個々人によって1つ1つの事実はただのデータでしかないが、複合して大きな事実の、裸の事実の塊となり、そこに解釈を与え、意味を与えることにより生命が入るのである。
そしてものになり、真実になる。そのため真実は変化する。デカルトか。
では、不変の真実はあるのか。これが神である。不変な真実があることにより、説明できることがあれば。また、不変の真実がなければ説明できないことがれば、神はいることになる。