TK税務&法務事務所の事務所通信
柏木孝夫税理士・行政書士事務所
事務所通信

第169号 定義適格合併2

法人税法第2条第12号の8 (適格合併)は、「次のいずれか」に該当する合併で被合併法人の株主等に合併法人株式又は合併親法人株式のうちいずれか一の法人の株式以外の資産が交付されないものをいう旨規定しています。

 

次のいずれかとは、(イについては、前回説明済み)

そのいずれか2

ロ その合併に係る被合併法人と合併法人との間にいずれか一方の法人による支配関係その他の法人税法施行令第4条の3第3項で定める関係がある場合の当該合併のうち、次に掲げる要件の全てに該当するもの

 

つまり、完全支配関係ではないので、ちょっと要件が厳しいです。

 

イ 当該合併に係る被合併法人の当該合併の直前の従業者のうち、その総数のおおむね100分の80以上に相当する数の者が当該合併後に当該合併に係る合併法人の業務に従事することが見込まれていること (従業員80%基準)

 

合併法人の業務には、当該合併に係る合併法人との間に完全支配関係がある法人の業務並びに当該合併後に行われる適格合併により当該被合併法人の当該合併前に行う主要な事業が当該適格合併に係る合併法人に移転することが見込まれている場合における当該適格合併に係る合併法人及び当該適格合併に係る合併法人との間に完全支配関係がある法人の業務を含みます。

 

口 当該合併に係る被合併法人の当該合併前に行う主要な事業が該合併後に当該合併に係る合併法人において引き続き行われることが見込まれていること(事業継続基準)

つまり、80%以上が実質的に継続されている場合のことである。

 

合併法人には、当該合併に係る合併法人との間に完全支配関係がある法人並びに当該合併後に行われる適格合併により当該主要な事業が当該適格合併に係る合併法人に移転することが見込まれている場合における当該適格合併に係る合併法人との間に完全支配関係がある法人を含みます。

 

これは、合併法人が合併後に新たに被合併法人となることが見込まれている場合のことを指します。

 

法人税法施行令第4条の3第3項は、政令で定める関係は、次に掲げるいずれかの関係とする旨規定しています。

 

1  合併に係る被合併法人と合併法人との問にいずれか一方の法人による支配関係がある場合における当該支配関係

 

2 合併前に当該合併に係る被合併法人と合併法人との間に同一の者による支配関係があり、かつ、当該合併後に当該同一の者と当該合併に係る合併法人との間に当該同一の者による支配関係が継続することが見込まれている場合における当該合併に係る被合併法人と合併法人との間の関係

 

これは、第2項と違って、適格株式分配は規定されていません。

 

なお、当該合併後に当該合併に係る合併法人を被合併法人とする適格合併を行うことが見込まれる場合には、当該合併の時から当該適格合併の時まで当該支配関係が継続することここも二次合併を想定しています。

             

なお、当該支配関係は、当該合併が無対価合併である場合にあっては、次に掲げる関係がある場合における当該支配関係に限ります。

 

イ 合併法人が被合併法人の発行済株式等の全部を保有する関係

 

ロ 被合併法人及び合併法人の株主等の全てについて、その者が保有する当該被合併法人の株式の数の当該被合併法人の発行済株式数の総数のうちに占める割合と当該者が保有する当該合併法人の株式の数の当該合併法人の発行済株式等の総数のうちに占める割合とが等しい場合における当該被合併法人と合併法人との間の関係

お気軽にお電話でご連絡ください
06-6131-5335 06-6131-5335
受付時間:10:00~19:00
Access

地下鉄東梅田駅から徒歩3分という便利なロケーションで税務のご相談を承っております

概要

会社名 TK税務&法務事務所
【一般社団法人租税高度困難事案研究所】
住所 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3-600号
大阪駅前第3ビル6階6-2号
電話番号 06-6131-5335
営業時間 9:00~17:00
定休日 土曜日 日曜日 祝日
最寄り 東梅田駅より徒歩3分

アクセス

主に税務上での困難なことに出会った場合の対処の方法を専門にしています。例えば国税調査が入ったので立ち会って欲しいとか、国税から無理やり更正処理をされて、なんとか救済して欲しいとか、社会保険も含めた節税方法について教えて欲しいとか、金融機関が持って来た組織再編案を検討して欲しいとか、代表者の財産を会社に移して節税するのにどうしたらいいかとか。このようなさまざまな困難な状況に陥り、通常の方法では乗り切れないと思った時には、地下鉄東梅田駅から徒歩で3分という便利な立地に事務所を構えておりますので、ご相談はお電話やお問い合わせフォームから気軽にお申し込みください。
Contact

お問い合わせ

RELATED

関連記事